加羽沢 美濃

1997年、東京藝術大学大学院在学中に、日本コロムビアからCDデビュー。 2022年にデビュー25周年を迎えた。現在までに20枚を超えるCDをはじめ、 多彩なジャンルの楽譜を出版。
東京佼成ウィンドオーケストラ、徳永二男氏(ヴァイオリニスト)、向山佳絵子氏(チェリスト)をはじめとするトッププレーヤーからの委嘱依頼に応え、オーケストラ、室内楽、合唱、吹奏楽などの作品を発表しているほか、器楽奏者や声楽家、ポップス演奏家のための作編曲も行っている。

また、テレビドラマ『愛と青春の宝塚』『松本清張没後20年特別企画 ドラマスペシャル 波の塔』、映画『チルソクの夏』『四日間の奇蹟』『出口のない海』『獄に咲く花』『日輪の遺産』『指輪をはめたい』『ツレがうつになりまして。』『ライアの祈り』、舞台『黒部の太陽』などの音楽を手掛けるなど、幅広いジャンルの音楽を制作。
活動の場は多岐にわたり、『題名のない音楽会』『名曲リサイタル』『ららら♪クラシック』では司会を務めたほか、テレビやラジオ番組に数多く出演している。

近年では、作曲家の視点からクラシックをわかりやすく解説するレクチャーコンサートや、ジャンルの垣根を越えたコラボ企画公演などを全国各地で開催し、好評を博している。

2023年4～7月には、ヴァイオリニスト高嶋ちさ子とのユニット『Chisa & Mino』の結成25周年を記念し「25th Anniversary 高嶋ちさ子&加羽沢美濃 ～ゆかいな音楽会～」を開催。全25公演（延べ3万人動員）のツアーを完走した。同年9月には、台湾での新作発表を控えるなど、作曲家としてもピアニストとしても活動の幅を広げている。